HAKURAKU
TOSASANGO
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千年の時と共に、宝飾珊瑚や銀河の星たちは輝き続ける
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記録日:2012/10/05
【宝石サンゴ2種に新学名】
沖縄美ら海水族館の野中正法先生が、キャサリン・ミュジック博士や岩崎望先生と共同で、
宝石サンゴの2新種記載論文を公表
● 経緯
宝石サンゴの命名では、大正時代に活躍された東京帝国大学の岸上鎌吉博士が有名ですが、
その後、日本に専門研究者がいなかったため、深海サンゴのように新種が発見されても、
誰も命名することができませんでした。
(希少性やかなり深い海底のため生態を研究しにくいことも原因でした)
● 命名について
野中正法先生に、新種の正式学名をお尋ねしたところ、
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『お問い合わせ有難うございます。沖縄美ら海水族館の野中と申します。
今回の新種報告の論文は3人の共著となっておりますので、命名者と年号を入れた形では、
日本名 :イボモモイロサンゴ
正式学名:Corallium uchidai Nonaka, Muzik & Iwasaki, 2012
日本名 :ゴトウモモイロサンゴ
正式学名:Corallium gotoense Nonaka, Muzik & Iwasaki, 2012』
という表記になります。興味を持っていただけて幸いです。』
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と、ご教示くださいました。
詳細は、「沖縄美ら海水族館」の、
「2012年9月10日 カテゴリ:レポート」を、ご覧下さい。
http://oki-churaumi.jp/info/news/archives/7673
また、動植物の命名法にご興味のある方は、
「生物の名前と分類」の情報が参考になります。
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参考資料
■ サンゴの分類について
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Countdown to CoP16
3 March 2013, Bangkok, Thailand
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